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デジタルミュージアム関連ニュース:2025年9月10月

椎葉民俗芸能博物館 デジタルアーカイブ(宮崎県)

宮崎県椎葉村の「椎葉民俗芸能博物館」が、柳田國男生誕150周年記念事業の一環として所蔵資料のデジタル公開を準備・発表(2025年7月)。 同館の民俗芸能に関する資料をデジタル化し、世界中どこからでも恒常的に閲覧できるウェブサイトを構築予定:2026年3月完成見込み。オンライン上で収蔵資料の画像や情報を公開し、専門家による解説付きの電子展示も提供することで、来館が難しい人々にも資料を開放することを目的としている。 デジタルアーカイブ事業の詳細


Kanadevia Virtual Museum(カナデビア・バーチャルミュージアム)一般公開 プラントエンジニアリング企業のカナデビア株式会社がメタバース上に開設した仮想博物館で、2025年11月1日から一般公開予定。同社が手掛けるごみ焼却発電プラントや風力発電設備など、大型製品群や先進技術を3Dモデル等で展示。それまでは社内来訪者のみ案内していましたが、一般公開後はインターネット環境さえあれば世界中からアクセス可能となる。 利用方法はPCやVR対応デバイスからメタバース空間にアクセスする形で、国内企業によるサービスですが誰でも無料で見学できる。

UNESCO「Virtual Museum of Stolen Cultural Objects」 

ユネスコが2025年9月29日に世界初の盗難文化財バーチャル博物館を公開。3DモデリングやVR技術を駆使し、各国が選定した盗難文化財をデジタルで再現・展示するプラットフォームで、文化財の違法取引への意識向上が目的。同年スペイン・バルセロナ開催のMONDIACULT会議でお披露目され、参加者は自身のデバイスや会場のスクリーン・VRヘッドセットを用いてその場でバーチャル博物館を体験できた。公開後は世界中の利用者がアクセス可能になる。 詳細案内

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